競合分析
主要なターゲツトキーワードで上位のサイトがどこか調べましょう。検索流入数、インデックス数、主要ページのタグをチェックする ~ トップページ、グローバルナビゲーシヨン、パンくずに設置されたリンクを確認しましょう。自分のサイトばかり見ないことも大事です。SEOに取り組みはじめたばかりのときは、自分のサイトばかりが気になってああでもないこうでもないと様々な施策を手当たり次第に試しがちです。それはそれでよいことなのですが、忘れてはならないのは「検索結果は無数に存在するWebサイトの中から、 Goog le が優先順位をつけて並べているということです。SEO対策の評価基準は「競合より優れているか」 「より検索 ユーザーに喜ばれるサイト」を作っていれば順位が上がると
いうのは正しい考え方ですが、実際にどのサイトがユ-ザーに喜ばれていると Googleが判断しているかは、 検索キーワード結果が上位に出ているサイトをチェックしないとわかりませんし、漠然とよりよいサイトを目指すといっても暖昧すぎて指針が定めにくいでしょう 。品質には上限がありませんから、やろうと思えばいくらでも手をかけられる
でしょうが、現実的には無尽蔵に コストをかけることはできません。
つまるところ、競合より優れたサイト作りをすればよいわけであって、 費用対効果に優れたSEO 施策を行うためには競合サイトの調査・分析が欠かせないのです。
競合分析といっても、目についたサイトを片っ端から調べていては、 いくら時間があっても足りません。 SEO対策が上手くいっていそうな競合サイトをいくつか見つけて、それらをベンチマークしていくのが効率的です。そのための手順を紹介します。
- いくつかの主要ターゲツトキーワードで上位サイトをチェック
SEO対策がうまくいっているサイトは、ビッグワード・ミドルワードで上位になっているケースが多いです。まずはいくつかの主要ターゲットキーワードで実際に検索をしてみて、上位に入っているサイトがどれなのか確認してください。検索はシークレットモードでチェックの際には、ブラウザをシークレットモードやプライベー卜ブラウジングにしてください。 Google やYahoo! などの検索エンジンは、検索ユーザーの閲覧履歴などをもとに、表示結果を調整することがあります。シークレットモード にしていないと、この表示結果調整の影響を受けて、頻繁に見ている自社サイトが本来よりも高い順位で表示されてしまい、正しい結果が得られないことがあるのです。